ユニコーンの角 語りたくてしかたのないことだからむしろ沈黙する 放課後、帰る支度をしてい有栖川達也ありすがわ たつやの顔を、宇佐木眠兎うさぎ みんとは後ろ手にのぞき込んだ。 「ねえ、有... 2020.12.04 ユニコーンの角
ユニコーンの角 君と僕だけの世界はなぜ存在しないのか 「世界はファンタジーなんだ」 窓辺の席で宇佐木眠兎うさぎ みんとがそうつぶやくと、かたわらに立っていた有栖川達也ありす... 2020.11.18 ユニコーンの角