詩集 ある世界主義者の憂鬱

遠い空の向こうに

曇天を白馬が駆け抜けてあいつをなんとか掴めないものかと煙草を一服遠い空の向こうに 六月の雨が大きな虹を作ったいっ...
詩集 ある世界主義者の憂鬱

行進曲

さあ みなさん 起床合図のラッパが鳴りましたよ? お目覚めの時間です よい子のみなさんはしっかり わ...
詩集 ある世界主義者の憂鬱

吠える警報機

遠くで警報機が吠えている この耳障りな音が収まったためしは ない 警報機の遠吠えが近づいてくる 虫が...
詩集 ある世界主義者の憂鬱

ガラスの要塞

君と僕は いっしょにながめていたんだ ガラスの要塞を 僕は うらやましかったんだ ガラスの要塞が あの中で...
詩集 ある世界主義者の憂鬱

光の園

鉄格子の向こう側に桜の大輪が咲いているほの暗いスポットライトは踏みつけられた花びらを照らし出して作られた天国に虫たちも...
詩集 ある世界主義者の憂鬱

ダークファンタジー

世界は一冊の小説だその小説はファンタジーだだから世界はファンタジーなんだみんなは読むのに大忙し書いた人には目もくれない...
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